音楽のチカラ シリーズ、さらにつづきます。 メタ分析(Jespersen, 2015年) *1 音楽は効果がありそう 今回は睡眠障害に対する効果についてです。 音楽を聞くことは眠り薬として広く使われているようですが、その効果ははっきりしていなかったようです。 音…
WELQの一件から またも朝日に タダより安いものはない? タッチポイントをふやすなら距離感を考える WELQの一件から 医療情報に関するブログやウェブマガジンなどを運営しているぼくにとって、昨年のあの一件の報道はちょっとした事件でした。 そのことにつ…
音楽のチカラ シリーズ、さらにつづきます。 認知症に対する効果 メタ分析(Zhang, 2016年) *1 音楽で認知機能は改善しなかった 認知症に対する効果 音楽の癒し効果について、さらにつづきます。 今回は認知症に対する音楽療法の効果を検討した研究です。 …
薬としての音楽 メタ分析(Bradt, 2013年) *4 手術前の不安は少なくなるかもしれない 薬としての音楽 医療と癒しについて、少し調べていきたいと思います。 音楽の癒し効果については、医学論文でよく取り上げられることがあります。ざっと調べてみました。…
2009年 2013年 2015年 2014-2015年 2016年 備忘録です。タミフルについての過去のブログ記事をまとめておきます。 ぼくの古い記事を読むと、我ながら何を言いたいんだかよくわからない、ということもあります。お恥ずかしい限りですが、まずは並べてみます。…
癒しとは何か 「最後の一葉」から 癒しとは、ベアマンさんの絵のようなもの 癒しとは何か 癒しとは何か。「医療と癒し」について考える前提として、ここは避けては通れない問いです。 主観的な概念だと思いますので、まず自分なりの解釈について、少し考えて…
ブログ記事の紹介です。 記事はこちら。noteに有料で公開されています。 note.mu 論文検索は効率よく検索できるだけでなく、なるべくストレスが無く、そして何よりも「わくわく」する作業でなければいけません。 そうですよね。さすが青島さん。
備忘録です。CDCのガイドライン *1から。 抗インフルエンザ薬の推奨されるインフルエンザ合併症ハイリスク群は以下のとおりです。 2歳未満の小児 65歳以上の成人 慢性肺疾患(喘息を含む)、心血管疾患(高血圧のみを除く)、腎疾患、肝疾患、血液疾患(鎌状…
医療と癒し ヘルスケアの商品化と分業化が何をもたらしたか 冷酷なエビデンス あちら側の世界 医療が人を癒そうなんて思わないで ここまでのまとめ 医療と癒し 一冊の本を紹介した2016年のブログ記事を発端にして、「医療は人を癒せるのか」はぼくにとってひ…
出典のない情報は信用しないこと 検索してみると DynaMed *3 UpToDate *4 PubMed (Clinical Queries *6 ) 見つからず、断念 出典のない情報は信用しないこと 後頭神経痛に対してビタミンB12の注射が有効、というネット情報が広がっています。 検索上位のサイ…
働く人全ての意識が変わってほしい - 地域医療日誌 につづきます。 労働時間の管理でいいのか メタ分析(Loerbroks, 2016年) *1 労働時間ではわからない自殺リスク 労働時間の管理でいいのか 過重労働が問題になっています。もちろん、前提として長過ぎる労…
以前の記事 ALSにメジコン? - 地域医療日誌 につづきます。 リルテックはどうですか? メタ分析(Miller, 2012年) *1 生存率1年で9%の差 リルテックはどうですか? 筋萎縮性側索硬化症(ALS)に対する治療について、もう少し確認しておきましょう。ALS…
新年あけまして、おめでとうございます。 旧年中はこれまで以上に多くの方々に当ブログへお越しいただき、感謝しております。 本年もまたご愛顧いただきますよう、心よりお願い申し上げます。 それでは今年もさっそく、始めたいと思います。 継続は力なり? …
あの事件が大きくとりあげられた メディアの姿勢が問われている 情報は間違いも多く、古くなる 情報源がはっきりしているか 情報も量より質へ あの事件が大きくとりあげられた 今月、ちょっとした事件が巻き起こりました。ディー・エヌ・エー(DeNA)のキュ…
恒例の企画、第4弾 薬剤師たちがアツい 恒例の企画、第4弾 雑誌の紹介です。 毎年恒例となりました年初の企画、南山堂の月刊誌「薬局」2017年1月号の特集「Evidence Update 2017」です。 薬局 2017年 01 月号 [雑誌] 出版社/メーカー: 南山堂 発売日: 201…