質問 ぜんそくのステロイド吸入を悪くなった時だけやってもよいでしょうか? 研究費をクラウドファンディングで ぜんそく発作は同等? ランダム化比較試験(Zeiger, 2011年) *3 研究費をクラウドファンディングで 最近、メディアでこのような報道がありまし…
2017年アクセスランキング 第10位~第6位 第5位~第1位 2017年アクセスランキング 久しぶりのブログ記事ランキング。一年をふりかえってみることは大事ですよね。 2017年に最もクリックしていただいた記事を、順にご紹介します。 第10位~第6位 第10位 …
坂本龍一さんの大人エレベーター 音楽のチカラという圧力 お正月、恒例の箱根駅伝のテレビ中継をみながらのんびり過ごしていたところ、新年早々、CMで目が醒めるような体験をしました。忘れないうちに、ここに書いておこうと思います。 尚、本記事はアルコー…
質問 膵がんの検査はしたほうがよいですか? 最新の検査をすればわかるという誤解 膵がん検診はすべきではない ガイドライン(U.S. Preventive Services Task Force, 2005年) *1 どんな人が検査すべきか レビュー(UpToDate, 2017年) *2 家族性膵がんとは …
正月を跨ぐように、コレステロールの記事はさらにつづきます。 なぜここまで拘ってかき立てるのか、今回のシリーズを読んでいただいている方はすでにお気づきかと思いますが、もう少しお付き合いください。 もうひとつの二次情報源から レビュー(DynaMed, 2…
今年も同じ特集が 同じことは日々の業務の敵か 今年も同じ特集が 今年も南山堂から雑誌「薬局」の特集「Evidence Update 2018」が発刊されています。 薬局 2018年 1月号 特集 「Evidence Update 2018 ― 最新の薬物治療のエビデンスを付加的に利用する ―」 […
10年つづけたが発信力はまだまだ 情報の信憑性を高める 診察室で一番いい仕事を 読者のみなさま、新年あけましておめでとうございます。 旧年中は、たくさんの方々にお越しいただき、ありがとうございます。 本年もまたご愛顧いただきますよう、心よりお願い…
高齢者の脂質異常は治療すべきか 信頼性の高い二次情報源から レビュー(UpToDate, 2017年) *1 エビデンスは世界共通言語 高齢者の脂質異常は治療すべきか さて、これまで脂質異常症の治療について、つづけて記事を書いてきました。 ここまでのところを少し…
健康な人のコレステロール下げると危険? - 地域医療日誌 に続きます。 最近の研究から メタ分析 CTT(CTT Collaborators, 2012) *1 やはり死亡が増えてはいないが効果はなかった さらに新しい研究(メタ分析)も発表されています。こちらも同じような結果…
つづきます。 リスクの低い人ではメリットがない メタ分析(Smith, 1993年) *1 治療すると死亡が増えた さらにおそろしい実態をご紹介していきましょう。 リスクが低い人にはコレステロールを下げる治療効果が小さくなる、ということをご紹介しましたが、治…
コレステロールは下げなくていいですか? - 地域医療日誌 のつづきです。 日本人の研究では ランダム化比較試験 MEGA(Nakamura, 2006年) *1 相対危険が同じでも治療効果はちがう? 予防できるのは589人に1人 日本人の研究では それでは、日本人の研究では…
コレステロールの話題、さらにつづきます。 これまでの研究でわかったこと 低リスクでも下げると心臓病は少ないが・・・ ランダム化比較試験 WOS(Shepherd, 1995年) *1 プラバスタチンで31%少ない これまでの研究でわかったこと 日本人では、総コレステロ…
日本人の研究からわかるコレステロールのリスクの実態 - 地域医療日誌 につづきます。 もうひとつのコホート研究も同じ結果 JMSコホート研究(Nago, 2010) *1 総コレステール 240mg/dL以上でも総死亡に有意差なし 低コレステロールでは脳出血、心不全、がん…
コレステロールはリスクになりますか? NIPPON DATA 80 コホート研究(Okamura, 2007年) *1 ほとんど有意差がなかったのがコホート研究の実態 コレステロールが低い人のほうが死者数が多い コレステロールはリスクになりますか? コレステロール値を下げる…
ブログ開設から10年、何ができたのか 何もしないよりも ブログ開設から10年、何ができたのか 何年つづけたら一人前のブロガーになれるのでしょうか。 大きな舞台に立つことなく、ひっそりとブログ開設から10周年を迎えることができました。 この上ない喜びで…