地域医療日誌

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ポケットエコーは導入すべきか?

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アクセスが格段に改善

 

 あのポケットエコーのデモ機をしばらくお借りしました。

ポケットエコー先行予約開始 - 地域医療日誌 by COMET

 

 ブログ記事があったとは・・・。2010年に発売されたのですね。

 主に訪問診療で使うモバイル型のエコーは、すでに導入・活用していましたので、「今さらポケットエコーまで買い揃える必要はなかろう。」そう思っていました。

 

 ところが、予想外の展開に。

 画像はそこそこでも、立ち上がりまでが格段に早い。検査開始までのハードルがかなり下がりました。

 いわゆる「検査閾値」が下がる、という診療環境になります。

 

 据え置き型では準備に時間がかかるため、訪問診療の場面というよりも、時間のない外来診療の場面でも便利に活用できる感触を得ました。

 

 ポケットエコー入門にはこちらがおすすめです。

ポケットエコー自由自在 ホントに役立つ使い方

ポケットエコー自由自在 ホントに役立つ使い方

 

 これは画期的だ、というのが多くのユーザーの意見ではないでしょうか。

 

検査しやすくなることはよいことか?

 

 検査しやすくて便利、ぜひどんどん使ってみたい!!と思った時には、注意が必要です。

 

 便利な検査ができるようになると、どれほど診断に役立つのか。ここまではすぐに検証されるはずです。侵襲が少ないこともあり、具体的な活用例が紹介されると、検査件数はどんどん増えていくことでしょう。

 いずれ超音波検査は聴診器のように使われるようになるでしょう。

 

 しかし、便利な検査を行ったために見落とすこと、そして過剰に診断されてしまうことはないでしょうか。さらには検査することによる不利益はどんなことでしょうか。

 

 新しい検査を導入しようとする際には、偽陽性や偽陰性が見合ったものになっているのかどうか、よく検証が必要ではないかと思います。

 

ポケットエコーは導入すべきか?

迷っているなら、導入してもよいかも。

新しい診療スタイルは、もうすぐそこまで。

便利さだけに気をとられることなく、不利益も考えるべき。

 

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