地域医療日誌

新しい医療のカタチ、考えます

象の背中から飛び降りて

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変質しつづける学びのカタチ

「地域医療ジャーナル」告知記事です。ぼくが2015年に創刊し、編集責任者をつとめています。

 毎月発行していますが、すぐれたブロガー記者さん達に協力していただき、熱く記事を書いてくれています。

 まだご覧になっていない方は、ぜひどうぞ。

 先日、2017年04月号を発行しました。

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虎の威を借る 

 今号もいつもと同様、いろいろと「ひっかかる」ところがある記事ばかりでした。

 特にひっかかったのはこちらの記事。

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 自らの小説製作体験から、新しい学びのかたちについて考察した論考でした。

 権威が介在するモデルから消費者が生成するモデルへ、世の中は移りつつあります。しかし、学術的なコンテンツは従来の権威介在型に取り残されているかのようです。

 

 医療業界のなかでの権威とは、組織的に活動している、学会などの学術団体、大学などの研究機関、製薬企業などでしょうか。

 こうした権威がいまだに牛耳っている医療業界。権威という強力な構造に巻き込まれながら、それを維持するためになっていないでしょうか。

 

 日々疑問を感じつつ、権威とは少し距離を置きながら、医療の大きな構造(ぼくは象と呼んでいます)について、これからも冷静に考えていきたいと思います。

 

 編集後記 / 地域医療ジャーナル もご参照ください。

 

原著論文募集中 

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