地域医療日誌

変化しつづける地域でともに悩み、考える医療

エビデンスを調べるにはどうしたらよいですか?

 
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「治療の効果は本当にあるのでしょうか?」

「調べるにはどのようにしたらよいですか?」

 

 このようなご質問には、最近出版された本が役立つかもしれません。いくつかご紹介したいと思います。

 

まずはこの本から

 

 まずはこちらをおすすめします。一般向けにかかれています。

後悔したくなければ「医者のいいなり」はやめなさい

後悔したくなければ「医者のいいなり」はやめなさい

 

 本文中には文献が引用されていませんが、 EBM実践の第一人者である著者が、最新のエビデンスに基づいて解説しています。

 

 この本は、エビデンスがあるからこうしなさい、という指南書ではありません。読み進めると、一体どちらがいいのか、わからなくなってしまうかもしれません。

 

 一旦わからなくなったところで、治療をするのかしないのか、冷静に考えて選択できるようになるのかもしれません。

 

もう少し詳しいエビデンスを知りたい

 

 もう少し詳しい情報がほしい、という方にはこちらをおすすめします。

 この本の中でも紹介されていますが、厳選された医学論文を日本語による論文要約として閲覧できるサービス「CMECジャーナルクラブ」です。 

CMECジャーナルクラブ

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 臨床研究のうち質の高いランダム化比較試験、メタ分析を厳選し、一定の様式で批判的吟味された要約「ジャーナルクラブ」を閲覧することができます(年会費 5,250円)。

 

 ジャーナルクラブは週2回(毎週月・木曜日)配信されています。

 ジャーナルクラブをさらに簡単に解説したビデオストリーミング「CMEC-TV」は、無料で配信されています(毎週月曜日)。ぜひご覧ください。

 

最新のエビデンスを知りたい

 

 昨年発表された主要な医学論文を確認したいときには、この本をどうぞ。

Evidence Update 2013 治療×薬局 コラボ特集

Evidence Update 2013 治療×薬局 コラボ特集

 

 いろいろな分野において、昨年話題となった医学論文をピックアップ。解説とともに紹介されています。

 

 南山堂の毎年恒例企画となっているようです。来年もぜひチェックを。

 

エビデンスをどう使うのか知りたい

 

 実際に臨床現場でエビエンスをどのように使うのか、さらに知りたい方にはこちら。EBM実践に関する特集があります。

薬局 2013年 07月号 [雑誌]

薬局 2013年 07月号 [雑誌]

第2特集 情報リテラシー エビデンスを「使う」技術

 

 薬剤師向けの雑誌ですが、薬剤師だけではなく、広く臨床医も活用できる、臨床的かつ実践的な内容となっています。こちらもぜひどうぞ。

 

エビデンスを調べるにはどうしたらよいですか?

まず、「医者のいいなり」はやめなさい。

さらに調べるなら、CMECジャーナルクラブ。

ここ1年のエビデンスは、Evidence Update 2013。

どう使うかは、エビデンスを使う技術で。

 

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