地域医療日誌

新しい医療のカタチ、考えます

新境地を目指して

 

 読者のみなさま、新年あけましておめでとうございます。

 旧年中は、たくさんの方々にお越しいただき、ありがとうございます。

 本年もどうぞよろしくお願いします。

 

文字列の量産

 年頭から、ブログを書くことについて、書いてみたいと思います。

 頭の中で考えていること、頭の中でおきていること(現象)を言語化(コトバ)していく作業は、手間がかかります。

 昨年は関連ブログ合わせて100編以上の記事を書いてきました。しかし、ブログを文章化しながら、「こんなことをやっていて、一体何のためになるのか?」と自問することもあります。

 

 テキストというより「単なる文字列」を量産していくことに、果たしてどんな意味があるのでしょうか?

 

コトバにすることで学ぶ

 暗い部屋の中で壁に突き当たってしまったような嫌な感触だけが残り、突き抜けていかない歯がゆさを感じていたところ、この本を手にしました。

 ブログを制する者が時代を制する 

 Kindleで読みましたので、「短い」本です。

 目が覚めたような気持ちです。ブログをはじめた原点、足もとを見直すことができたような気がします。一部引用します。

「ブログ」とはあなた自身の弱いところに立ち向かい、壁を壊すための方法論なのだ。

あなたがどのように感じたのか?何を考えたのか?日常の課題にどう取り組んだのか?に関して、深彫りすることを怠ってはいけない。

 

 地域医療の実践から生じた疑問とはいえ、「ブログの医学」のような、ただ情報を調べてまとめていくことに終始していたようにも思えます。

 それはそれでもいいのですが、ちょっと内容が凝り固まりすぎていたようです。年のせいかもしれません。

 

 完璧でなくてもいい。とにかく、迷わず書き続けること。

 現象をコトバにしていく過程を通して、学ぶことがまだまだたくさんあるはずです。

 

 ブログを書きながらさらに成長していけるよう、新境地を目指して取り組んでいきたいと思います。

ブログを制する者が時代を制する

ブログを制する者が時代を制する

 

 

 Copyright © 2003, 2007-2021 地域医療ジャーナル