地域医療日誌

新しい医療のカタチ、考えます

2015-11-01から1ヶ月間の記事一覧

ヴェポラップはぜんそくの咳にも使えますか?

質問 ヴェポラップは子どもの咳に効くようですが、ぜんそくの咳にも効きますか? ヴェポラップは咳に効く 地域医療ジャーナル10月号 ランダム化比較試験(Paul, 2010年) *1 喘息のヴェポラップ論文はあるか? ヴェポラップは咳に効く 地域医療ジャーナル10…

学ぶ構え-何を伝えようとしているのかと師に問うことそれ自体

ベスト・キッドから師匠について学ぶ 黄石公の沓落とし なぜ?と問うことそれ自体が学びになる ベスト・キッドから師匠について学ぶ みなさんは、映画「ベスト・キッド」をご覧になったことがありますか?私は子どもの頃にTVで放映されたものでしょうか、一…

売りたいものにはウラがある―信頼性のない情報を見分ける3つの方法

質問 健康や医療に関する情報の信頼性は、どのように判断したらよいですか? 健康食品ウソ?ホント? 最低限のリスト EBMは情報の信頼性を確認する方法論 信頼性のない情報を見分けるには 健康食品ウソ?ホント? 2015年11月14日の朝日新聞に「教えて! 健康…

低線量では白血病は多くない―日本の疫学調査から

低線量でも白血病が多いという論文には異論も - 地域医療日誌 につづきます。 日本の疫学調査 コホート研究(放射線影響協会, 2015) *1 がんは10mSv当たり1.2倍 低線量では白血病は多くない―日本の疫学調査から 日本の疫学調査 放射線影響協会ウェブサイト…

低線量でも白血病が多いという論文には異論も

血液がん論文への異論 放射線影響協会の反論 15カ国のコホート研究(Cardis, 2005年) *1 血液がんのコホート研究(Leuraud, 2015年) *2 血液がん論文への異論 過去記事 放射線は低線量でも白血病になりやすいですか? - 地域医療日誌 で紹介した論文に、公…

放射線は低線量でもがんになりやすいですか?

放射線は低線量でも白血病になりやすいですか? - 地域医療日誌 のつづき記事です。 原発作業員の大規模研究、続報 固形がんのコホート研究(Richardson, 2015年) *1 固形がん死亡も1Gyで約1.5倍 交絡が考慮されていない 放射線は低線量でもがんになりやす…

放射線は低線量でも白血病になりやすいですか?

質問 長年放射線を浴びると、がんになりやすくなりますか? 原発作業員の大規模研究 血液がんのコホート研究(Leuraud, 2015年) *2 1Gyで白血病過剰死亡が3倍 放射線は低線量でも白血病になりやすいですか? 原発作業員の大規模研究 電離放射線の低線量被…

タバコを家で吸わないようにしていれば、こどもに影響がないでしょうか?

質問 タバコを家で吸わないようにしていれば、こどもには影響がないですよね? 受動喫煙の影響は深刻かもしれない コホート研究(Tanaka, 2015年) *1 こどもの前で吸っていなくても1.46倍 タバコを家で吸わないようにしていれば、こどもに影響がないでしょ…

爪がはがれてくるのですが、病気ですか?

質問 こどもの爪がはがれてくるのですが、病気でしょうか? それは爪甲脱落症かもしれません いろいろな原因でおこる 手足口病による変形 爪がはがれてくるのですが、病気ですか? 写真はイメージです。 それは爪甲脱落症かもしれません 英語では onychomade…

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