地域医療日誌

新しい医療のカタチ、考えます

2017-10-01から1ヶ月間の記事一覧

あたたかさと医療

告知記事です。 今月の地域医療ジャーナル 思い至ることができるか インフルエンザワクチン記事 今月の地域医療ジャーナル 地域医療ジャーナル 2017年11月号 vol.3(11) を発行しました。 cmj.publishers.fm 月額購読料 : 月額 250円 (税別) の有料会員制月刊…

こどものインフルエンザワクチンは1回で

質問 昨シーズンは「過去にインフルエンザワクチンを2回以上接種している6か月から8歳までの小児は1回接種で十分」とのことでした。 今シーズンはどうですか? 2016-2017年のおさらい 2017-2018年も同じ 2016-2017年のおさらい 米国疾病管理予防センター…

新専門医制度は誰のためにあるのか?

過去の記事 地域医療に影響を与える懸念とは? - 地域医療日誌 の追跡記事です。 新専門医制度がスタート 学会のための専門医制度に対する批判 論評(Nago, 2017) *2 論評(Iwata, 2017) *3 本文と写真は直接関係ありません 新専門医制度がスタート 2018年…

低炭水化物スコアとぽっちゃりについて

以前の記事、それでも日本人だけは大丈夫? - 地域医療日誌にコメントをいただきました。ぼくの記事を読んでいただき、さらにコメントまでいただけるなんて、とても嬉しいです。ありがとうございます。 低炭水化物スコアで比べている ぽっちゃりとはどんな様…

認知症は本当に増えているのか?

認知症は高齢者の15%? - 地域医療日誌 につづきます。 フラミンガムから コホート研究(Satizabal, 2016年) *1 年齢調整では認知症は少なくなっていた フラミンガムから 米国の有名なコホート研究 Framingham Heart Study(1948年から調査が開始され、現在…

幹線道路の近くに住む人は認知症が多かった

交通量と認知症の関係 コホート研究(Chen, 2017年) *1 幹線道路から50m未満で認知症が7%多い 少し前に「幹線道路沿いに居住で認知症リスクが高まる」という記事が掲載されていました。 認知症の発症と自動車の関係を示唆するものでしょうか? 論文を確認し…

あさがくるまえに

鮮やかな風景とストーリーが対照的 秦 基博/朝が来る前に-Avant l’aube- (Réparer les vivants Ver.) 映画『あさがくるまえに』オフィシャルイメージソング 2017年9月から日本で公開されているフランス映画「あさがくるまえに」のご紹介です。 2003年にフ…

ぜんそくに防ダニベッドカバーは効果あり?

質問 子供がぜんそくと言われたのですが、ダニの駆除などをしたほうがいいんですか? お部屋はよく掃除しているんですが・・・。 ダニを排除してもあまり効果がなかった 防ダニベッドカバーで改善するか? ランダム化比較試験(Murray, 2017年) *1 重度の発…

認知症は高齢者の15%?

認知症は3秒に1人が発症 認知症高齢者は462万人 認知症は15%もいるのか? 過去の疫学調査では4-11% 厚労省の横断調査結果から 厳格に評価すれば認知症は多くなる 認知症は3秒に1人が発症 9月21日は「世界アルツハイマーデー」でした。認知症に関する…

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