告知記事です。
ほぼ関連サイトといってもいい、質の高い論文のまとめサイト「CMECジャーナルクラブ」について。
CMECジャーナルクラブからまた新たな電子書籍が
先日、高血圧治療のエビデンス 2017 についてご紹介したばかりでしたが、こんどは、特集「CMECジャーナルクラブ用語集」が電子書籍として出版されました。
会員対象のメールマガジンで配信された人気連載が、ひとつの電子書籍にまとめられたものです。
ジャーナルクラブを理解して活用するためにはもちろん、ランダム化比較試験やメタ分析の医学論文を読みこなし、EBMを実践する上でも貴重な知識がえられるはずです。
ぜひおすすめします。
尚、このコンテンツを閲覧するには、販売価格 ¥2,000(税別)にて単体購入していただく必要があります。
CMECジャーナルクラブ年間購読サービス会員(年間¥ 5,400 税込)の方は、購入する際に利用可能な¥1,000のクーポン券をご利用いただけます。
CMECジャーナルクラブとは
ところで、「CMECジャーナルクラブ」とはどのようなサービスでしょうか。
2010年10月の本格サービス開始から7年が経過。有料会員制となっていますが、ランダム化比較試験とメタ分析について紹介する日本語の抄録集としては、最も歴史あるデータベースではないでしょうか。
ウェブサイトから引用しておきます。
CMECとはCommunity Medicine Evidence Centerの略称です。エビデンスを媒介に、医療者と地域の住民をつなぐことで、よりよい医療サービスを提供して行こうという試みです。
しかし、エビデンスの大部分は英語のため、医療従事者にとっても、患者にとっても利用が難しいのが現状です。
そこで、その英語の壁を乗り越えるために、日本語による論文要約の年間購読サービス(有料)を2010年10月4日から開始しました。
この論文要約には以下の特徴があります。
このように、CMECジャーナルクラブは、一定の質を満たした医学論文を厳選し、批判的吟味を加えた要約を作成しています。
- 日本語要約(pdfファイル)
- 新着論文、歴史的論文の両方を対象
- 1論文1ページ(A4サイズ)
- 医学中央雑誌収載の日本語論文も対象
- 1分で読める 週2回配信(年100論文)※2011年4月より
- 医師以外の医療従事者も対象
- 論文要約を画像と音声でも提供
- 一定の基準を満たした優れたエビデンスのみ採用
毎週、新着要約が発表されています。データベースが充実し、検索の使用にも耐えられるようになっています。
ぜひとも、お試しください。