情報だけでは変わらない
毎日の医療の実践はともかく、ぼくの2003年の構想からはじまる「COMETプロジェクト」 *1 で何が実現できたのか、あらためて考えるようになりました。
情報を追いかけるだけでは、何も変わりませんでした。
日々の診療には役立っていたと自負していますが、単なる自己満足にすぎなかったのかもしれません。自身の診療がどうだったかというのは、明らかになりにくいものです。
教育も一助にはなりませんでした。しっかり根づいているせいか、変化がおきにくい構造になっていました。すでに確立されたものをなぞらえても、何か全然足りないような気がしました。
情報発信や拡散は一矢報いたかもしれません。まだ道半ばです。
ただ、情報だけでは物事を動かすのは難しいでしょう。行動が伴わなければ、情報には価値が生まれないからです。
このままここにいてはなりません。まだやれることがあるはずです。
ひとつの決断は、世界を変える
ひとつの決断は、世界を変えていきます。
ここまで取り組んできたことを礎に、次のステップへ進みます。
情報から行動へ
そして、医療をアップデートします。
そのために、新しい居場所をつくります。
共に挑戦してみたい方、ぜひとも一緒にやりましょう。
はじめます。
やさしさとあたたかさを
地域医療編集室