ほんの紹介です。
認知症や高齢者についての地域活動について相談をはじめたところ、タイムリーに 認知症フレンドリー社会 (岩波新書) という本が発刊されました。
いまのぼくにはしっくりくる本でした。
つぶやきを紹介しながら、整理したいと思います。
"認知症を医療やケアだけの問題だととらえてしまうと、認知症が投げかける課題の全体像をとらえきれないのではないかと思っています。"
— 地域医療日誌 (@bycomet) 2018年12月2日
徳田 雄人 の 認知症フレンドリー社会 (岩波新書) を Amazon でチェック! https://t.co/c7FWzb72qG @さんから
認知症の課題を独力で解決できる専門家はいません。#認知症フレンドリー
— 地域医療日誌 (@bycomet) 2018年12月2日
認知症を医療の問題ととらえず、もっと複雑な問題ととらえようという視点、とても重要だと思います。
そのうえで、社会にはやさしさではなくフレンドリーさが必要、という主張は、とても理解しやすいものです。
認知機能が低下しても暮らしやすい社会にアップデートすればいい。#認知症フレンドリー
— 地域医療日誌 (@bycomet) 2018年12月2日
やさしさではなくフレンドリー。つまり使いやすいとか適応していること。認知症があっても、日常生活や社会生活が不自由なく送れるような地域や社会が認知症フレンドリー。#認知症フレンドリー
— 地域医療日誌 (@bycomet) 2018年12月2日
#認知症フレンドリー / “本人にとってのよりよい暮らしガイドを作成しました。|お知らせ|地方独立行政法人 東京都健康長寿医療センター研究所” https://t.co/aHHlPLIYID
— 地域医療日誌 (@bycomet) 2018年12月2日
“認知症フレンドシップクラブ” https://t.co/h0NQ2jlGbc
— 地域医療日誌 (@bycomet) 2018年12月2日
認知症の不安を解消するには、医療やケアの充実も必要ですが、それだけではなく、認知症になっても安心して暮らせる地域社会のアップデートが必要ですよね。
すでに動き出している活動もあるようです。とても参考になります。
“100dfc|認知症フレンドリーコミュニティ” https://t.co/DLw1sLzh3w
— 地域医療日誌 (@bycomet) 2018年12月2日
“地域とともに、「Dカフェ」” / “東京都町田市|Machida” https://t.co/E6nUUm8tTJ
— 地域医療日誌 (@bycomet) 2018年12月2日
医療のなかでは解決できないことにも、積極的に病院の外へ出て、参加していく必要があると痛感しています。
これは、認知症に限ったことではありません。
高齢者フレンドリーな社会へ、地域全体がアップデートを迫られているような気がします。
そして、それは高齢者のためだけではなく、地域社会に暮らすあらゆる世代にとっても、有意義なことのように思えます。
医療の境界を越えて、複雑な問題に向き合う。これこそ地域医療の姿勢といえるでしょう。ひきつづき、取り組んでいきたいと思います。
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