地域医療日誌

変化しつづける地域でともに悩み、考える医療

にしこく編集室、はじめました

 

 

にしこく編集室、始動 

 にしこく編集室、本格的な活動を開始しました。

 にしこく編集室は、地域で新たなプロジェクト「高齢者に音楽を届けよう!」を実行する情報拠点となるオンラインサロンのことです。地域医療編集室との連携企画です。プロジェクトを展開する地域は、JR 西国分寺駅(にしこく)周辺地域(東京都国分寺市)を中心とするため、このような名前となっております。

 にしこく編集室の詳細はこちらをどうぞ。

上映会からコミュニティへ - 地域医療日誌

これからの医療を考える本格的医療コミュニティをつくりませんか? - CAMPFIRE (キャンプファイヤー)

 

 初会合はこちら。クルミドコーヒー。スペリングはKURUMIDではなく、"KURUMED COFFEE"なんですね。

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 オンラインでも活動できますが、直接お話することで通じることもあります。そして、刺激にもなります。メンバーと情報収集や相談しながら、新しい企画を検討していきたいと思います。

 これからの活動にご期待ください。

 

ゆっくり、いそげ

 さて、西国分寺、クルミドコーヒーといえば、店主の影山知明さん *1 のことをご存知の方もおられるでしょう。ぼくはテレビ番組などで拝見したことがあります。

 影山さんの著書 ゆっくり、いそげ ~カフェからはじめる人を手段化しない経済~ を読みました。

「ゆっくり、いそげ」は急がば回れ、ということ。目的地へ急ぐのなら、目の前のこと、足元のことをひとつひとつ丁寧に進めたほうがいい。クルミドコーヒーを中心としたビジネスの経験から、人を手段化しない経済という普遍化した知見へとまとめられています。

 気になる部分を抜粋引用します。

 目的を、動機を、「ギブすること」にしてみる。

 かけるべき時間をちゃんとかけ、かけるべき手間ひまをちゃんとかけ、いい仕事をすること。さらにはその仕事を丁寧に受け手に届け、コール&レスポンスで時間をかけて関係を育てること。つまり「贈る」ことを仕事の目的にする。

 あらゆる仕事の正体は「時間」であると思う。

 それも機械が働いた時間ではなく、人が働いた時間(「働かされた時間」ではなく)。

 そして、仕事に触れた人は、直接的にその仕事に向けて費やされた時間の大きさを感じ取るセンサーを持っているのではないかと思う。そしてその費やされた時間の大きさと、そこから生じる「快」の感覚は一定の相関性を持っているのではないか。それは言語的なものではなく、ときには意識すらされないものであったとしても、「なにか落ち着く」「気持ちがいい」「からだがよろこんでいる」のような形で感得されるもの。

「いい時間を過ごせる」ことの正体は、そういうものなのではないかと思っている。

 お金のために働くこと、お金のための経済をやめる。お金以外の価値の大事さを見直す。一つ一つの仕事に、時間を手間をちゃんとかける。自分の目的のために目の前の人を利用するのではなく、支援するために力を尽くす。

 

 まずは贈ることから。ちゃんと手間ひまをかけること。お金のためではなく、人を支援するために力を尽くす。

 そうですね。これからの活動にも生かしていきたいです。

 クルミドコーヒーでにしこく編集室をスタートできたこと、本当によかったと思います。地域で水平に浸透し、交わっていくことができるか。これからじっくり腰をすえて取り組んでいきたいと思います。

 またご報告します。

 

 ご紹介したのはこちらの本です。ぜひ、ご一読を。

ゆっくり、いそげ ~カフェからはじめる人を手段化しない経済~

ゆっくり、いそげ ~カフェからはじめる人を手段化しない経済~

 

 

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