地域医療日誌

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地域医療日誌

変化しつづける地域でともに悩み、考える医療

フクシマ以降

5. 外からの脅威に関すること 本の紹介
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 本の紹介です。

 近くの大型書店に立ち寄ったところ、「人文・社会」フロアの一角に、見覚えのある本がセレクションされている推薦コーナーが。

 偶然?このブログで紹介した本だけでも数冊・・・ちょっと驚きました。

 

 例えば、(それぞれ当時のブログ記事へリンクしています。)

 

 一体誰がセレクションしたのでしょうか?

 よく見ると「困ってるひと」の大野更紗さんの手書きコメントが。

 なるほど、それならと納得。いくつか読んでなかった本を購入してみることにしました。

 

フクシマの本?

 

 タイトルからは原発事故や震災がテーマの本だと思い敬遠していましたが、同じ年に福島県で生まれた2人が、震災後の日本社会のキーマンと鼎談した記録となっています。

1984 フクシマに生まれて (講談社文庫)

1984 フクシマに生まれて (講談社文庫)

 

 

「逝かない身体」の川口有美子さん、「A」の森達也さん、脳科学者の茂木健一郎さん、「筑紫哲也News 23」を担当したTBS報道局チーフディレクターの金富隆さんなど、今注目したい顔ぶれです。

 

 あの震災であっても、日本社会を大きく変貌させるようなことはなかったようです。震災直後は「後ろめたさ、不謹慎さ」を感じながらも、その感情がいつまでも日本を支配することはなく、「絆」という号令で元の「集団化する社会」に復していきました。

 このことには、心当たりがあります。震災直後のつつましい生活を忘れ、今ではまるで震災などなかったかのように、同じような暮らしを続けています。

 これまでの歴史が示す通り、日本においては社会の流れやしくみ、システムをいきなり大きく変えていくのは難しいことのようです。

 

 だからこそ、このままでいいのか?どう向き合っていけばよいのか?

 キーマンたちはどのような視点を持っているのでしょうか?

 ぜひご一読を。

 

 他に大野更紗さんの推薦本にはこんな本も。

生の技法―家と施設を出て暮らす障害者の社会学

生の技法―家と施設を出て暮らす障害者の社会学

 

 

こんな夜更けにバナナかよ

こんな夜更けにバナナかよ

 

 

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