地域医療日誌

変化しつづける地域でともに悩み、考える医療

3. 診断や治療についての疑問

認知症ピアサポートへ国が支援

厚労省はピアサポートは認知症についても効果があるとみて、備品代や会場使用料など経費の半額を補助する制度を新設する。

音楽は認知症にどんな効果をもたらすのか

現時点では認知症に対する音楽的介入には、明確な効果があるとはまだ断言できない、というのが科学的根拠でしょう。

BMI 30以上なら減量効果があるかもしれない

BMI 30以上の肥満者に食事療法や運動療法などによる減量介入を行うと、介入を行わないのに比べて、総死亡は1000人に6人少ない。

中高年の日本人、BMI 21-30 の死亡リスクは低い

中高年の日本人では男性BMI 23-30、女性BMI 21-27における総死亡の統計学的有意差がみられず、低リスクとなっていた。

大腸ポリープが見つかっても

進行腺腫でない限り、追跡検査にあまりこだわりすぎなくてもよいと言えるでしょう。

進行がんでは点滴にこだわらない

進行がんのために食事がとれなくなったとき、点滴をしなければならないと思い悩むことはありません。どちらでも変わりないのですから。

論理より事実

糖尿病の方、がん・がん検診に関心のある方、終末期医療に関心のある方におすすめします。具体的なエビデンスが紹介されています。

エビデンスの話をしよう

まず最初にエビデンスの話をしなければ、臨床で使うかどうかの議論がはじめられません。

マグネシウム、量が多すぎませんか?

高マグネシウム血症について

マグネシウム、こむらがえりには効果なし

夜間下肢こむらがえりに対して、マグネシウムの効果は認められていない。

夜間のこむらがえりにマグネシウム?

夜間下肢こむらがえりに対するマグネシウムの効果は小さいが、妊婦さんには有効かもしれない。

終末期の栄養について

終末期の方に栄養補給目的の医療行為を行ったほうがよいのかについてはっきりとした結論が出ていません。

忘れられた病気、レミエール症候群

レミエール症候群とは、フソバクテリウム・ネクロフォーラムによって扁桃炎などの先行感染から内頸静脈の血栓性静脈炎へ波及する、きわめてまれな合併症です。

血圧低いほうが総死亡1.5倍に

収縮期血圧が120mmHg未満と、よく血圧が下がっている施設高齢者では総死亡が1.56倍多い、という結果です。

施設高齢者、血圧をしっかり下げると総死亡1.8倍に

施設高齢者のうちで降圧薬2剤以上で収縮期血圧 130mmHg未満までしっかりと血圧を下げた人は、2年間での総死亡が1.8倍多くなっていました。

小児のかぜ、ローカルガイドラインを出版

地域医療編集室 電子書籍制作チームからのご案内です。このたび、地域医療編集室としては初の電子出版を行いました。

熱けいれんにも食塩水が有効かどうかわからない

熱けいれんの治療に等張~高張食塩水の経口摂取や電解質補充が有効?

血圧はしっかり下げるべき?

低い血圧目標値では心血管イベント発症が13%少なくなるものの、総死亡が5%多い傾向がみられました。

花粉症の減感作療法はやめてもよいですか?

SLITはやめてもよいか ランダム化比較試験(Scadding, 2017年) *1 やめると効果がなくなる 花粉症ネタ、つづきます。 SLITはやめてもよいか 2017年に減感作療法についての新しい論文が発表されています。減感作療法は中断しても効果は持続するのか、を検討…

花粉症に減感作療法(皮下注)は?

質問 花粉症に注射の治療はどうですか? SLITの効果 花粉症に対する減感作療法の効果 メタ分析(Di Bona D, 2012年) *1 皮下注のほうが効果が大きい可能性 SLITの効果 例年のことですが、花粉症の季節になると、今年はきついとか、楽だとか、花粉症がまるで…

患者中心の医療の臨床効果ははっきりしない

患者中心の医療が真のアウトカムを改善するという論文は発表されていない。

電子カルテには指示されたくない?

地域医療ジャーナル 2018年4月号の連載記事「かぜに抗菌薬」は本当になくせるのか? のつづきを書いてみました。

インフルエンザの治癒証明は不要

2009年に厚生労働省、文部科学省はインフルエンザの治癒証明に意義はなく、求めないように事務連絡を行っています。

鎮痛剤で心筋梗塞が19%多くなる

鎮痛剤で心筋梗塞が19%多くなるという、観察研究のメタ分析があります。

医療の怖さは目に見えない

ベイズの定理でインフルエンザの診断を考える - 地域医療日誌 のつづきです。 流行状況は主観? メタ分析では感度62% メタ分析(Chartrand, 2012年) *1 感度54%というメタ分析も メタ分析(Merckx, 2017年) *2 ここまでのおさらいです。 診断は確率である…

ベイズの定理でインフルエンザの診断を考える

ひたすら繰り返すインフルエンザの説明 お粗末な診断スタイル 診断は確率 ベイズの定理でインフルエンザを考える 検査の感度・特異度 鉄は熱いうちに打て、とは言い得て妙です。熱量が高いうちに書いた記事のほうが、少し時間をおいて冷静になった記事よりも…

ぜんそくのステロイド吸入は毎日やらなくてもよいですか?

質問 ぜんそくのステロイド吸入を悪くなった時だけやってもよいでしょうか? 研究費をクラウドファンディングで ぜんそく発作は同等? ランダム化比較試験(Zeiger, 2011年) *3 研究費をクラウドファンディングで 最近、メディアでこのような報道がありまし…

心臓病をとるかがんをとるか、という究極の選択

正月を跨ぐように、コレステロールの記事はさらにつづきます。 なぜここまで拘ってかき立てるのか、今回のシリーズを読んでいただいている方はすでにお気づきかと思いますが、もう少しお付き合いください。 もうひとつの二次情報源から レビュー(DynaMed, 2…

リスクのない65歳以上では検査すら不要

高齢者の脂質異常は治療すべきか 信頼性の高い二次情報源から レビュー(UpToDate, 2017年) *1 エビデンスは世界共通言語 高齢者の脂質異常は治療すべきか さて、これまで脂質異常症の治療について、つづけて記事を書いてきました。 ここまでのところを少し…

もはやコレステロールを下げる意味がなかった

健康な人のコレステロール下げると危険? - 地域医療日誌 に続きます。 最近の研究から メタ分析 CTT(CTT Collaborators, 2012) *1 やはり死亡が増えてはいないが効果はなかった さらに新しい研究(メタ分析)も発表されています。こちらも同じような結果…

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