地域医療日誌

新しい医療のカタチ、考えます

地域医療文庫

総合診療は残りものだった

中山書店のスーパー総合医シリーズ(全10冊)の最新刊「総合診療医の果たす役割」です。 総合診療医であるわれわれはどんな医者で、どんな診療をし、どんな教育や研究をしているのか。日本の総合診療の歴史的経緯についても正面から書き記された、後世に残る…

処方行動がかわる特集号

ほんの紹介(宣伝)です。 今年も恒例の特集号が出版されました。 薬局 2019年1月号 特集 「Evidence Update 2019 ― 最新の薬物治療のエビデンスを付加的に利用する ― 」 [雑誌] ここ数年、1月号で出ていますので、楽しみにしています。ぼくも書いています…

行動経済学を医療へ活用する

これまで医療判断学として部分的に取り扱われることはありましたが、行動経済学の医療分野への活用としてここまでまとめられた類書はなかったように思います。

高齢者フレンドリーな地域へ

高齢者フレンドリーな社会へ、地域全体がアップデートを迫られているような気がします。

情報検索、人の手は限界 ハンドメイドからデジタルの時代へ

もう専門家が人の手(ハンドメイド)で作成した情報源では、それが紙であろうとデジタルであろうと、追いつかなくなっています。

老いがいの時代へ

「〈老いがい〉の時代―日本映画に読む」 (岩波新書) の紹介です。

論理より事実

糖尿病の方、がん・がん検診に関心のある方、終末期医療に関心のある方におすすめします。具体的なエビデンスが紹介されています。

なぜと聞くからうまくいかない―対話型ファシリテーションを使おう

「なぜ?どうして?」とたずねたくなったら、それをぐっと飲みこんで、「それはいつだったの?」「どこで?」「誰と?」「何を?」という質問に置き換えてみましょう。

関係は疎で多がよい

医療者だけではなく、他人を助ける仕事をしている人にはぜひ、手に取ってみていただきたい本です。

データを読めないエリート医師たちが混乱を招いた

医学的な正しさには派閥がある

交換から贈与へ

医療や介護サービスも「交換モード」の傾向が強くなったために、癒し手が不在になりつつあるのかもしれません。

診療所医師の指南書となるだろう

短絡的な解決を期待する時代 またも翻訳本が出版 癒し手であれ 本の紹介です。今回ご紹介するのはこちら。 医の知の羅針盤 良医であるためのヒント 短絡的な解決を期待する時代 せわしなく動いていると、じっくりと時間をかけて何かに向き合うということがで…

基本研修ハンドブックが5年ぶりの改訂

本の紹介です。 ぼくも少しだけ関わっておりますので、宣伝という形になります。 興味ある方は、ぜひともクリックを(笑)。 日本プライマリ・ケア連合学会 基本研修ハンドブック 作者: 日本プライマリ・ケア連合学会 出版社/メーカー: 南山堂 発売日: 2017/…

医療で老化に立ち向かうことはできない

長生き欲に蝕まれた日本 そろそろ洗脳から目覚めよ 本の紹介です。 65歳からは検診・薬をやめるに限る! ―高血圧・糖尿病・がんはこわくない 著者献本、深謝いたします。 長生き欲に蝕まれた日本 長寿の人が敬われる日本の文化、それは喜ばしいことかもしれま…

薬剤師の役割が大きく変わりつつある?

恒例の企画、第4弾 薬剤師たちがアツい 恒例の企画、第4弾 雑誌の紹介です。 毎年恒例となりました年初の企画、南山堂の月刊誌「薬局」2017年1月号の特集「Evidence Update 2017」です。 薬局 2017年 01 月号 [雑誌] 出版社/メーカー: 南山堂 発売日: 201…

日頃からポリファーマシーに疑問をもつ薬剤師必読の虎の巻

ポリファーマシー本で迷ったらこれ 情報提供がキモなのです ポリファーマシー本で迷ったらこれ 本の紹介です。 このブログに来られている方なら、すでに購入済みかもしれません。ポリファーマシー解決! 虎の巻 (薬局虎の巻シリーズ) についてです。 ポリファ…

てのひらに図書館を

Kindle unlimitedの衝撃 12万冊の図書館 やはり本が売れなくなったのか それでも専門書は売れる? 地域医療文庫 Kindle unlimitedの衝撃 図書館の価値を再認識したのはつい最近のできごと *1 でしたが、世界が一変するような強力なサービスがはじまりました…

冷酷なエビデンス、あたたかな癒し手

癒しについてさらに考える エビデンスの冷酷さに向き合う こちらの記事のつづきになります。 そして癒し手は誰もいなくなった - 地域医療日誌 癒しについてさらに考える バーナード・ラウンさんの本を入手しました。古い本ですが、原著と日本語訳です。これ…

偏差値とかドリルというコトバに弱かった

あのドリルやってます 臨床の世界に正解はない あのドリルやってます 話題の外来診療ドリル、ぼくもやっています。200問もあるのでしばらく楽しめそうです。ありがとうございます。 いつもお世話になっている先生方の著書でもあり、質の高さはもちろん言うま…

癒し手としての医者

医者は今でも癒し手か? 本当に恥ずかしい話なのですが、(というか、たまにこういうことを経験するのですが、)英文の原著を買って手にしたものの、いつか読むだろうと「積んどく」。 数年たって、今度は日本語訳が出版されてしまいました。 迷った挙句に翻…

EBMがなくなればいい

薬剤師のための医学論文活用ガイド EBMがなくなればいい 薬剤師のジャーナルクラブ 本のご紹介です。 薬剤師のための医学論文活用ガイド 薬剤師向けのEBM入門書が出ています。 薬剤師のための医学論文活用ガイド〜エビデンスを探して読んで行動するために必…

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