地域医療日誌

変化しつづける地域でともに悩み、考える医療

医療と癒し

現象のさらなる探求へ

音楽が入ることで雰囲気ががらりと変わることがあります。医療の「空気が変わる」という表現がぴったりです。 言葉ではうまく表現できない(個人情報もあるので表現しにくい)のですが、おそらく体験した人にはその感覚をわかっていただけるでしょう。 こう…

にしこく編集室、はじまります

オンラインサロン「にしこく編集室」を開設いたしました。

音楽・感覚・文化を手がかりに地域をつないでいく

ここ国分寺で、音楽、感覚、そして文化を手がかりにコミュニティをつないでいく活動をつくっていきたいと思います。

なぜ今、認知症に音楽なのか?

薬物治療から楽しく寄り添うケアへ。

音楽は認知症にどんな効果をもたらすのか

現時点では認知症に対する音楽的介入には、明確な効果があるとはまだ断言できない、というのが科学的根拠でしょう。

音楽が医療を変える

音楽を通じて、本当に心を通わせることができるのだろうか? 最初は半信半疑で、在宅医療の場における音楽療法の試験的導入(音楽療法士による訪問診療同行研修)をはじめました。

パーソナルソング 高齢者に音楽を届けよう!

台風接近に伴い、イベント開催延期となりました。 2018年11月18日(日)開催いたします。

トークライブ「ラストソング―医療と音楽の出会い」

初主催イベントが大成功となりましたこと、参加者のみなさま、協力していただきました地域医療編集室スタッフのみなさま、とても素敵な空間を提供していただきました神保町ブックセンタースタッフのみなさまに、この場をお借りして心より感謝申し上げます。…

ラストソング―医療と音楽の出会い

6/10 トークライブ開催! ポプラ社の著書 テレビ番組にも ポッドキャスト「BLISS」 オンラインからリアルへ 6/10 トークライブ開催! こんな瞬間が来るとは、夢のようです。ついに、主催イベントを開催します!! 音楽療法についてのトークライブです。急遽…

楽しくブログを書くということ

このブログで取り組んでいる3つのテーマについて書いてみました。

音楽と医療のあいだ

音楽と医療の対話 音楽は耳で聴く? 多様性と調和 音楽と医療の境界はあいまい 音楽と医療の対話 ぼくがずっと考えてきたテーマ「医療✕音楽」を正面から取り扱った本。偶然、書店の特設コーナーで見つけました。 ちょっと興奮しています。書店のセレクション…

がんとともに生きるAYA世代

AYA世代のがん対策 音楽療法士めざして猛練習 朝日新聞に「がんとともに AYA世代」という連載がはじまっています。 AYAとは Adolescent and Young Adult の略で、15歳から40歳未満の思春期・若年成人の世代のことを指します。 AYA世代のがん対策 以前、AYA世…

音楽に害はないですか?

質問 音楽の治療には害はないのでしょうか? メタ分析から メタ分析(van der Steen, 2017年) *1 アウトカムが設定されていなかった 鋭いご質問をいただきました。 音楽を聞くだけなら害なんてないでしょう、と考えてしまいがちですが、研究となれば検討せ…

音楽を聞くことはどんな効果があるのか

認知症に対する音楽療法の効果 音楽を聞くことの効果 ランダム化比較試験(Raglio, 2015年) *1 この研究ではどんな介入が行われたのか 以前、音楽療法に関する医学論文を紹介したことがあります。このような論文の多くは、音楽療法士などが提供する、専門的…

音楽で認知症のうつや不安は軽減する

ごちゃまぜバイアス 音楽でうつや不安は軽減する メタ分析(van der Steen, 2017年) *2 音楽の治療的介入とは ごちゃまぜバイアス 認知症に対する音楽療法の効果については、以前ご紹介しました。 www.bycomet.tokyo この記事で紹介したメタ分析のほかにも…

次の10年へ向けて、何ができるのか?

活動は次の局面へ AHEADMAP エコロジーオンライン(オトトカラダプロジェクト) 活動は次の局面へ ご報告です。 ブログ開設からあと少しで10年 *1。日々の医療現場での活動だけではなく、ブログから派生した活動が、新しい局面を迎えていると感じています。 …

記憶の改変が癒しにつながる?

ツイッターの導火線 癒してあげたいという医療者のおこがましさ 偽りの記憶が癒しにつながる? 記憶は現象とコトバの間にある ここまでの整理 とあるきっかけがあり、久しぶりに「医療と癒し」について考えています。 ぼくの個人的な思考の整理のための記事…

診療所医師の指南書となるだろう

短絡的な解決を期待する時代 またも翻訳本が出版 癒し手であれ 本の紹介です。今回ご紹介するのはこちら。 医の知の羅針盤 良医であるためのヒント 短絡的な解決を期待する時代 せわしなく動いていると、じっくりと時間をかけて何かに向き合うということがで…

高齢者にとっても夢のある未来へ

サービスで忙しい 夢を実現できるサービスを 備忘録です。あるワークショップで考えさせられたこと。 サービスで忙しい 介護保険サービスが充実し、高齢者は毎週いろいろなサービスのスケジュールで動いています。たとえばデイサービスやデイケア。 サービス…

AYA世代特有の課題とその支援

AYA世代とは? AYA世代特有の課題 AYA世代のがん対策 AYA世代とは? 先日、自らが胃がん治療経験者でもあり、AYA世代と呼ばれる15~39歳のがん経験者を支援する活動をしている方にお話をうかがう機会がありました。 ところで、AYA世代ってどこかで聞いたこと…

あらためて、癒しとは何か?

癒しとは何か 癒し手の3つの特徴 癒しの定義 失われた医療の社会的役割 3つの特性を取り戻すべきか 癒しとは何か これまで「医療と癒し」について、まるで特集のようにこのブログに思うことを書き綴ってきました。その時々に考えたことを思うままに書いて…

積極的治療か緩和ケアか?

終末期の迷い メタ分析(Reljic, 2017年) *1 がん終末期患者の予後 どちらを選択するのか 終末期の迷い どこまでも治療をつづけたほうがよいのか、それとも緩和ケアに舵を切ったほうがよいのか、それとも・・・。終末期が近づいてくると、本人そして家族に…

忘れたい記憶を美しい記憶へ

強い物語が記憶を改変する 音楽も記憶を改変する? 記憶の改変が癒しにつながる? 強い物語が記憶を改変する ツイッターで偶然流れてきたひとつのツイートから刺激され、少し考えが整理されつつあるような気がします。 とりとめもないかもしれませんが、書い…

役割があると思うからつらくなる

告知記事です。 届きにくい世界とそのかすかな声 医療者の盲点 役割をいったん捨ててみる EBM実践はじめの一歩 届きにくい世界とそのかすかな声 地域医療ジャーナル 2017年03月号 vol.3(3) を配信しました。月刊ウェブマガジンですが、毎号充実した連載記事…

がんにも音楽は効きますか?

音楽のチカラ シリーズ、さらにつづけます。 メタ分析(Bradt, 2016年) *1 不安や痛みに対しては効果あり 今回はがん患者に対する効果について。 最近のコクランがありましたので、ご紹介します。 メタ分析(Bradt, 2016年) *1 研究の概要 がん患者が、音…

音楽は終末期の痛みにも効きますか?

音楽のチカラ シリーズ、まだつづきます。 これまでわかっていること システマティックレビュー(McConnell, 2016年) *1 終末期の痛みは少ない これまでわかっていること 今回は終末期の音楽療法についてです。 論文の紹介の前に、これまでわかっていること…

音楽でよく眠れるようになりますか?

音楽のチカラ シリーズ、さらにつづきます。 メタ分析(Jespersen, 2015年) *1 音楽は効果がありそう 今回は睡眠障害に対する効果についてです。 音楽を聞くことは眠り薬として広く使われているようですが、その効果ははっきりしていなかったようです。 音…

音楽で認知症がよくなりますか?

音楽のチカラ シリーズ、さらにつづきます。 認知症に対する効果 メタ分析(Zhang, 2016年) *1 音楽で認知機能は改善しなかった 認知症に対する効果 音楽の癒し効果について、さらにつづきます。 今回は認知症に対する音楽療法の効果を検討した研究です。 …

音楽で手術前の不安をやわらげられますか?

薬としての音楽 メタ分析(Bradt, 2013年) *4 手術前の不安は少なくなるかもしれない 薬としての音楽 医療と癒しについて、少し調べていきたいと思います。 音楽の癒し効果については、医学論文でよく取り上げられることがあります。ざっと調べてみました。…

最期まで自分らしくあるために

「医療と癒し」の話題がつづきます。 まるで日本版キュブラー・ロスのような指南書 死にゆく人も自分らしく 音楽の力 誰も人を癒せない 本の紹介です。 先日ご紹介した音楽療法士 佐藤由美子さんの新刊 (116)死に逝く人は何を想うのか 遺される家族にできる…

 Copyright © 2003, 2007-2018 地域医療ジャーナル